スタッフブログ

  • ホーム
  • スタッフブログ
  • 引っ越しでとにかく捨てたい!迷わず物を減らすコツと処分の進め方

引っ越しでとにかく捨てたい!迷わず物を減らすコツと処分の進め方

お役立ち情報 2026.10.08

引っ越しが決まると、今まで気にならなかった物まで急に多く見えてきます。

クローゼットには着ていない服。棚には「いつか使うかも」と残していた物。引き出しを開ければ、何のために取っておいたのかわからない物まで出てくる。

ここまで見ると、「もう一つずつ考えるのもめんどくさい。引っ越しを機に、とにかく捨ててしまいたい」と思うこともありますよね。

実は、引っ越しは物を減らすにはかなりいいタイミングです。新居へ運ぶ物が少なくなれば、荷造りも楽になりますし、新しい部屋も物が少ない状態から始められます。

ただ、「全部捨てるぞ」と勢いだけで始めると、大事な物まで処分しそうになったり、迷う物ばかり出てきて手が止まったりします。

だから、とにかく物を減らしたい時ほど、一つひとつ悩まなくて済むルールを先に決めておく。

今回は、引っ越しを機に思い切って物を減らしたい人へ、できるだけ迷わず捨てていくための考え方と進め方をお話しします。

引っ越しを機にとにかく捨てたいなら、荷造りより先に物を減らす

引っ越し準備というと、まず段ボールへ荷物を詰め始める方も多いと思います。でも、物を減らしたいなら、その前に一度立ち止まってください。

今ある物を全部箱に詰めて新居へ運んでしまったら、新しい家でまた同じ物を片付けることになります。

「これはどの箱に入れるか」より、「そもそも、これは新居へ持っていくのか」を先に決めた方が、あとがずっと楽です。

とにかく捨てたい時ほど、「絶対に捨てない物」を分けておく

「引っ越しを機に全部捨てたい」と気持ちが乗ってくると、どんどん処分したくなります。でも、勢いがついている時ほど、大切な物まで一緒に処分しないようにしたいところです。

財布や通帳などの貴重品、大切な書類、仕事で使う物、新居ですぐ必要になる物。こうした物は、片付けを始める前に別の場所へ分けておいてください。

「捨てるかどうか」を考えなくていい状態にしておけば、残った物を判断する時も楽になります。とにかく捨てたい時こそ、捨てる物を決める前に、絶対に捨てない物を決める。この順番がおすすめです。

まずは「考えなくても捨てられる物」から減らす

最初に手をつけたいのは、あまり考えなくても手放せる物です。

壊れている物、期限が切れている物、空き箱、新居では使わないと決まっている物。こうした物から始めれば、判断にそれほど時間がかかりません。

逆に、写真や思い出の品、高かった物などから始めると、「捨てようかな。でも、やっぱり……」と手が止まりやすくなります。

引っ越しを機にとにかく捨てたい時も、難しい物から挑戦する必要はありません。まずは、見た瞬間に「これはいらない」と思える物を減らしてください。部屋から物が減ってくると、「もっと減らせそう」という感覚も出てきます。

迷った時には「新居で使っている姿が浮かぶか」で考える

捨てるか迷った時に、「まだ使えるか」で考えると、ほとんどの物を残したくなります。

まだ着られる。まだ動く。いつか使うかもしれない…これでは、なかなか物は減りません。

そんな時は、「新居でも、これを実際に使っていると思うか」で考えてみてください。

たとえば、何年も着ていない服。まだ着られるとしても、新居のクローゼットに入れたあと、本当に手に取るでしょうか。使えるかどうかと、これから使うかどうかは別なんですよね。

「使えるから残す」ではなく、「これから使うから持っていく」。この基準に変えるだけでも、判断しやすくなります。

同じ役割の物がいくつもあるなら、よく使う物から残す

バッグや文房具などは、一つずつ見ると「これも使える」と感じます。同じ役割の物を集めて比べると、選びやすくなりますよ。

バッグなら、普段よく使う物を先に取り分けます。残った中に仕事用や冠婚葬祭用など、使う場面が決まっている物があれば、それも残します。見直したいのは、用途が同じなのに、いつもほかのバッグを選んで出番がない物です。

ボールペンなら、まず書けるか試し、書きやすい物を選びます。机や持ち歩くバッグなど、使う場所に必要な本数を振り分けてから、予備をどれだけ残すか決めましょう。

「まだ使える物」を全部残すと、数はなかなか減りません。同じ役割の物こそ並べて、実際に出番がある物を選んでみてください。

迷う物は「保留箱」へ。1箱を目安にして、見直す日を決める

どうしても決められない物まで、その場で無理に処分する必要はありません。迷うたびに手が止まるなら、一度「保留」にして、判断できる物から進めてください。

ただし、保留用の段ボールは1箱を目安に。箱を増やすと、迷った物をそのまま全部持っていくことになってしまいます。

箱には、見直す日を大きく書いておきましょう。荷造りを終える前に、もう一度中身を出せる日を決めます。

見直す時は、先に「持っていく」と決めた物と比べてみてください。「同じ用途の物はもう十分ある」「これはやっぱり手元に置きたい」と、最初より判断しやすくなります。

残すと決めた物は、ほかの荷物と一緒に荷造りします。「保留」のまま箱を閉じないところまでが、この作業です。

「もったいない」で止まったら、手放しにくい理由を整理する

引っ越しの片付けで、かなり強い壁になるのが「もったいない」です。

「高かったから捨てにくい」「ほとんど使っていないから捨てるのが惜しい」「誰かにあげられるかもしれない」

気持ちはよくわかります。でも、その気持ちだけで全部残していると、新居にも同じ量の物を運ぶことになりますよ。

「高かったから捨てにくい」時は、使わなかった理由を振り返る

値段の高かった物を手放そうと思っても、「もったいない」「お金の無駄遣いにしたくない」と、つい思ってしまいませんか。その気持ち、すごくわかります。

でも、実際に使ってみないとわからないこともありますよね。手入れが大変だったり、生活に合わなかったり。購入した頃と、好みや暮らしが変わることもあります。

一度、使わなかった理由を振り返ってみてください。

「手入れが簡単な物の方が自分には合う」「次は試してから買おう」。そうやって次の買い物に生かせれば、ただ無駄にしたという気持ちも少し変わると思います。

まだ使える物なら、売る、欲しい人に譲るという手放し方もあります。

売る物は、出品する日と売れなかった時の手放し方まで決める

「これは売れるかもしれない」と思うと、捨てる手が止まりますよね。

ただ、一つひとつ相場を調べ、写真を撮り、説明文を書いていると、それだけで片付けの時間を使ってしまいます。売りたい物は一か所にまとめ、ほかの仕分けを先に進めましょう。

その時に決めておきたいのが、「いつ出品するか」と「いつまで売れるのを待つか」です。

たとえば、「今週末に出品して、翌週末までに売れなければ買取店へ相談する」。値段がつかなかった場合は、自治体のルールに沿って処分するなど、次の手放し方も決めておきます。

フリマアプリを使うなら、梱包や発送の手間も含めて考えてください。出品する時間を取れそうにない物は、最初からまとめて査定に出す方法もあります。

「売れるかもしれない物」が部屋に残り続けないように、売るための行動と、その後まで決めておくと進めやすくなります。

引っ越しで物を減らすなら、服・キッチン用品・家具の順に手を動かす

捨てる基準が決まっても、部屋を見渡すと「どこから始めよう」と迷いますよね。

まずは服、次にキッチン用品と、種類を区切って進めてみてください。収納している物が減ったところで家具を見直すと、棚やケースそのものを手放せることもあります。

服は、よく着る物を取り分けてから残りを見直す

まずはトップスだけ、次はズボンだけと、小さく区切って始めましょう。一度にクローゼット全体を広げるより、途中で切り上げやすくなります。

その種類の中で、普段よく着ている服を先に取り分けます。残った服は広げて、サイズや傷み、落ちない汚れを見ていきます。

「着られるけれど、なぜか着ない服」は、一度袖を通してみてください。肩がきつい、肌触りが気になる、手持ちの服と合わせにくい。着ない理由が見えてくることがあります。

冠婚葬祭用や季節外れの服は、普段着とは分けて判断します。最近着ていなくても、必要な場面があり、サイズも合うなら残しておきましょう。

キッチンは、保存容器のふた合わせから始める

キッチンで取りかかりやすいのが、保存容器です。

引き出しや棚から出して、ふたと本体を組み合わせてみてください。ふただけ、本体だけになった物や、ひび割れた物を見つけやすくなります。

次は、引き出しを一段ずつ。傷んだ調理道具や、すでに手放した家電の付属品などを取り除きます。奥に埋もれていた物まで出してみると、引き出しが閉まりにくかった原因がわかることもあります。

食品や調味料は、期限と開封後の保存状態を見ながら整理します。引っ越しまでに使う物は手前にまとめておくと、買い足しを抑えながら減らせますよ。

収納家具は、中身を減らしたあとに必要な数を決める

収納ケースや棚は、中身が入ったままだと「必要な家具」に見えます。でも、服やキッチン用品を減らしたあとなら、見え方が変わります。

まずは、残すと決めた物を、今ある収納に無理なく収め直してみてください。ぎゅうぎゅうに詰めず、出し入れできる余裕を残します。

そこでケースが一つ空いたり、棚の中身がほかの収納に収まったりしたら、その家具を減らせるか考えます。新居の備え付け収納で足りるなら、今の収納家具をすべて運ぶ必要はありません。

テーブルやソファは、新居の間取り図に寸法を書き込んでみてください。家具を置く場所だけでなく、扉を開ける場所や人が通る幅も見ておくと、持っていく物を絞りやすくなります。

家具を減らすために、先に中身を減らす。この順番なら、大きな物も手放す判断がしやすくなります。

捨てると決めた物は、「どう家から出すか」まで決める

断捨離をしていると、「捨てる物はかなり決めたのに、部屋があまり変わらない」ということがあります。僕らが現場で見ていても、袋には詰めたものの、家の外へ出せず、部屋の中にゴミ袋が増えてしまっていることがあるんですよね。

実は、「捨てると決める」のと「家からなくなる」のは別の作業です。だから、手放す物が決まったら、出口まで一緒に決めてください。

普通ゴミは、次の収集日まで決めておく

可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミなど、自治体の収集で出せる物は、分別するだけで終わらせないようにします。

「これは次の○曜日に出す」というところまで決めておく。

ゴミ袋が部屋に積み上がる期間を短くすると、実際に物が減った感覚も得やすくなります。自治体によってゴミの分け方や収集方法は違うため、住んでいる市区町村のルールも確認してください。

粗大ゴミは後回しにせず、処分を決めたら申し込む

家具などの粗大ゴミは、普通ゴミと同じ日に出せるとは限りません。

「捨てる」と決めた大型家具をそのまま部屋の隅へ移動させただけでは、部屋はなかなか広くならないですよね。

処分を決めた時点で、自治体の申し込み方法や収集日も確認しておきましょう。大きな物が一つなくなるだけでも、部屋の印象はかなり変わります。

冷蔵庫や洗濯機などは、普通の粗大ゴミとは違う

家庭用のエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、普通の粗大ゴミとは処分方法が異なります。

「新居では買い替えるから持っていかない」と決めた場合は、処分方法も一緒に確認しておきましょう。

詳しい処分方法は、経済産業省の案内でも確認できます。

経済産業省|家電4品目の正しい処分方法

自分では運べない物が残ったら、処分だけ人に頼む方法もある

手放す物が決まっても、大きな家具や大量の不用品を運び出すのは、自分だけでは難しいこともあります。そんな時は、必要な作業だけ人の手を借りる方法もあります。

僕が出張買取をしていた頃も、「買取はいいから、とにかく片付けてほしい」という声が多くありました。値段がつくかどうかより、目の前の物をどうにかしたい。その声が、不用品回収や片付けへ仕事を広げたきっかけです。

もし進めていくうちに「引っ越しまでにゴミ捨てが終わらないかも」と感じたら、こちらの記事も参考にしてください。

新居で段ボールを開けた時、しまう場所に困る物より、これから使いたい物が出てくる。そんな荷造りができると、新生活の準備も進めやすくなります。

運び出せない家具や処分に困る物が残ったら、オカタシへご相談ください。手放したい物やご予算を伺いながら、お手伝いできることを一緒に考えます。

この記事の執筆者

中島 健太 株式会社ウルタロウ 代表取締役

2017年の創業から9年、片付け・不用品回収の現場に立ち続けてきました。これまで関わった現場は2,000件以上。近年はゴミ屋敷・汚部屋の片付けに力を入れていて、難易度の高い現場には今も代表の中島が自ら足を運んでいます。ワンルームの汚部屋から、足の踏み場もない重度のゴミ屋敷、害虫や強い臭いを伴う現場まで、関東全域でさまざまな状態の部屋を見てきました。何百件と現場を見てきたからこそわかる「ネットの情報と、実際の片付けのギャップ」を、このコラムでは包み隠さずお伝えしています。片付けられずに一人で抱え込んでいる人が一歩を踏み出せること。それがオカタシを続けている理由です。

一覧へ戻る
電話で簡単相談 写真を送るだけで無料見積もり