スタッフブログ
- スタッフブログ
- 部屋が臭い原因がわからない人へ。消臭剤を足す前に見てほしい場所
部屋が臭い原因がわからない人へ。消臭剤を足す前に見てほしい場所
部屋に入った瞬間、「なんか臭う」。窓を開けると一度はマシになるのに、しばらくするとまた気になる。
こうなると、「自分がこの臭いに慣れているだけで、人が来たらもっと臭うんじゃないか」と不安になりますよね。
実は僕、香水やお香、ルームフレグランスが好きなんです。
ゴミ屋敷の片付けをしている人が香り好きなのは、ちょっと意外かもしれません。
でも、部屋そのものが臭っているなら、いい香りを足す前にやることがあります。
食べ物なのか、水回りなのか。それとも、物が多すぎて臭いの元そのものが見えなくなっているのか。
僕らが入る片付けの現場でも、強い臭いがある部屋は珍しくありません。
「どこから見ればいいかわからない」というところから、自分でできることと、人に頼った方がいいところまでお話しします。
目次
部屋が臭いのに原因がわからないなら、まずここから探す
「生ゴミは捨てた。それなのにまだ臭う」となると、カーテンを洗って、床を拭いて、壁まで掃除したくなりますよね。
でも、最初から部屋全部を大掃除するとかなり疲れます。まず見てほしいのは、「どこへ行ったときに臭いが強くなるか」です。
キッチンなのか、洗面所なのか、ベッドの近くなのか。窓を開けたときだけなのか、水を使ったあとに強くなるのか。これだけでも、探す場所はかなり絞れます。
食べ物系のゴミが多い部屋は、臭いの強さがかなり違います
片付けの現場で、特に臭いがきつくなりやすいのが、食べ物系のゴミが多い部屋です。
ドアを開けた瞬間、発酵したような重たい臭いがする。暑い時期だと、むわっとした空気が一気にくることもあります。あの中で一人で何時間も袋詰めするのは、正直かなりしんどいです。僕らが現場に入っていても感じます。
「生ゴミはもう捨てた」という場合も、ゴミ箱の底まで見てみてください。食品の汁が残っていたり、冷蔵庫の奥に傷んだものがあったり、家具の隙間やベッドの下から食べ物の容器が出てきたりすることもあります。
水回りだけ臭うなら、部屋全部の問題とは限りません
キッチン、洗面所、浴室、洗濯機の近く。こうした場所だけで臭いが強いなら、まずその周辺を見ます。
排水口にゴミや汚れが残っていないか。見える範囲を掃除したあと、臭いが弱くなるかも見てみてください。
それでも続くなら、配管や建物側の設備が関係していることもあります。そこまでいったら、無理に自分で配管を分解する必要はありません。賃貸なら管理会社や大家さん、水回りなら専門業者に見てもらった方がいいケースもあります。
窓を開けたときだけ臭うなら、外から来ていることもあります
部屋の中を何度掃除しても原因が見つからない。でも、窓を開けると臭う。
そんな場合は、自分の部屋だけを探し続けても見つからないかもしれません。外や共用部分、建物の設備などから臭いが入ってくることも考えられます。
「部屋が臭い=自分の部屋が汚れている」と決めなくていいんです。臭う場所だけでなく、臭うタイミングも一緒に見てみてくださいね。
臭いをごまかす前に、部屋の状態を変えてみる
臭いの原因がわからないと、とりあえず消臭スプレーや芳香剤を置きたくなりますよね。でも、臭いを出しているものがまだ残っているなら、先にそちらを何とかした方が話は早いです。
香水好きの僕でも、臭っている部屋に芳香剤を足すのはおすすめしません
僕は香水を何種類か持っていますし、お香やルームフレグランスも好きです。だから「とにかく部屋をいい香りにしたい」という気持ちはよくわかります。
それでも、元の臭いが残っているところへ別の香りを重ねるのはおすすめしません。生ゴミが残っているなら先に出す。汚れがあるなら掃除する。濡れているものがあれば乾かす。
芳香剤は、そのあとでいいと思います。臭いをごまかすための香りと、好きな空間を楽しむための香りは別。香りが好きだからこそ、ここは分けて考えたいんですよね。
物が多い部屋ほど、「とりあえず換気」が難しくなります
「臭うなら窓を開ければいい」と思いますよね。
でも、僕らが行く片付けの現場では、その窓まで行けないことがあります。窓の前まで物が積まれている。エアコンの前まで塞がっていて使えない。夏場には、そういう部屋で作業することもあります。
窓を少し開けられたとしても、手前に段ボールや洋服、ゴミ袋が積み上がっていたら、空気は動きにくくなります。
臭いの元まで行けないなら、消臭より片付けが先です
排水口を見たいのに、その前まで歩けない。窓を開けたいのに、物を何個もどかさないと近づけない。家具の裏を見たいけれど、その手前に荷物が積み上がっている。
この状態なら、「どの消臭剤を買おう」と考えるより、まず臭いの元まで行けるようにした方がいいです。
最初から部屋全部をきれいにしなくても構いません。まず歩ける場所を作る。窓や水回りまで行けるようにする。それだけでも次に何をすればいいかが見えやすくなります。
「もう臭いが染み付いている」と決めるのは、物をなくしてからでも遅くありません
臭いが長く続くと、「壁紙まで臭っているんだろうな」「床を替えないと無理かも」と思ってしまいますよね。
でも、物やゴミが残っている状態では、本当の発生源まで見えていないことがあります。僕らの現場でも、片付けを進めると、それまで隠れていた床や壁が少しずつ見えてきます。
最初は物で塞がれていた窓のまわりが片付き、窓を開けられる状態になります。
まず物を減らしてみる。そのうえで「まだ臭うのか」「どこが強く臭うのか」をもう一度見た方が、余計な張り替えや掃除をしなくて済むこともあります。
カビっぽい臭いなら、「拭いた」で終わらせない
窓のまわりに黒いものがある。家具の裏が湿っている。雨の日になると臭いが強くなる。
そんな場合は、湿気がたまりやすい場所も見てみてください。物が壁にぴったり置かれたまま長く動かされていない部屋では、家具の裏側まで普段見ることがありません。
見えるカビを掃除したあとも、濡れたままにしない。家具を少し壁から離して、空気が動くようにする。
臭いだけを取ろうとするより、同じ状態に戻りにくくするところまで考えた方がいいですね。
臭い対策で、これはやらないでください
自分で臭いの元を探して、「一度しっかり掃除してみよう」と思うところまで来た方もいると思います。
ただ、臭いを何とかしたい気持ちが強いと、つい強い洗剤を使ったり、いくつか重ねたりしたくなることがあります。ここは少し注意してください。
臭いを消したくても、洗剤は混ぜない
「この洗剤で落ちないから、こっちも使ってみよう」と、別の洗剤を重ねないでください。
特に塩素系の洗浄剤と酸性のものが混ざると、有害な塩素ガスが発生する危険があります。「まぜるな危険」と書かれている製品は、必ず表示どおりに使ってください。
掃除中に急に強い刺激臭がしたり、目や喉が痛くなったりしたら、「あと少しだから」と続けないことです。
詳しくは、東京消防庁の「身近にある洗剤の事故に注意!」をご確認ください。
ガス臭いときは、自分で原因を探さない
ここまで「どこから臭うのか探してみる」という話をしてきました。でも、ガス臭だけは別です。
ガス臭いと感じた場合は、火を使わず、換気扇や照明などの電気スイッチにも触れないでください。窓や戸を開け、ガス栓などを閉めて、ガス事業者へ連絡します。
「換気しよう」と思って換気扇のスイッチを押すのも避けます。電気スイッチの火花が着火源になる可能性があるためです。
ここだけは、自分で「どこだろう」と探し続けないでください。
参考:日本ガス協会「ガス臭いと感じたら」掃除してもまだ臭うなら、片付け以外の原因も考える
ゴミを出した。床も掃除した。水回りも見た。それでも臭う。
ここまで来ると、「もう何をしたらいいかわからない」となりますよね。でも、すべての臭いを片付けだけで解決できるわけではありません。
片付け業者では直せない原因もあります
水を使ったあとだけ臭うなら排水設備、窓を開けたときだけ臭うなら建物の外や共用部分が関係しているかもしれません。自分の部屋以外に原因があることもあります。
オカタシは片付けの会社なので、設備の故障まで「僕らが直せます」とは言いません。水回りならその専門業者、建物側なら管理会社。そこは原因に合った人へ頼んだ方がいいと思っています。
何でも「うちに任せてください」と言うより、片付けでできることと、できないことは正直にお伝えしたいんです。
「物が多すぎて原因まで行けない」なら、片付けが先です
逆に、臭いの原因を探そうとしても、そもそもそこまでたどり着けない。排水口まで歩けない。家具の裏が見えない。窓まで行けない。
この状態なら、設備の問題かどうかを考える前に、まず部屋の中を動けるようにする必要があります。
臭いだけと戦い続けず、「原因を探せるところまで片付ける」と考えると、少しやることが見えやすくなると思います。
「臭い」より、この部屋を人に見られる方が嫌なら
ここまで読んで、「たぶんゴミが原因なのはわかっている。でも、人にこの部屋を見せる方が嫌」と思っている方もいるかもしれません。
実は、うちへの問い合わせには「家族の部屋なんですけど」「親戚の家なんですけど」と連絡をくださる方がいます。詳しくお話を聞いていくと、本当はご本人のお部屋だった。こういう相談は珍しくありません。むしろ、かなり多いです。
「家族の部屋です」と相談する方も珍しくありません
僕らも話を聞いていて、「あ、ご本人の部屋だな」と気づくことがあります。
でも、「本当は自分の部屋ですよね?」と問い詰めることはしません。誰の部屋なのかより、その人が今困っていて、どうしたら状態を変えられるかの方が大事だからです。
僕が普段から大事にしているのは、「大丈夫ですよ」「よく話してくれましたね」と受け止めることです。
片付けられなくなった背景は本当に人それぞれです。仕事が忙しかった人もいれば、体調を崩した人、大切な人を亡くして何も手につかなくなった人もいます。
部屋だけを見て、その人まで決めつけることはしません。
臭いの元までたどり着けないなら、オカタシがお手伝いできます
ここまで探してみても、「物が多すぎて臭いの元までたどり着けない」。そんな状態なら、一人で全部やろうとしなくて大丈夫です。
オカタシでは、1部屋からゴミ屋敷や汚部屋の片付けをお手伝いしています。「知らない男性に部屋を見られるのが不安」という方には、女性スタッフが対応することもできます。
いきなり訪問されるのが不安なら、最初はLINEで部屋の状況を伝えて、概算の費用を聞くだけでも構いません。
「臭いが気になる。でも、どこから片付ければいいかわからない」
そんな状態のままでも構いません。臭いの元までたどり着ける部屋に戻すところから、僕らと一緒に考えていきましょう。
臭いの元がなくなったあとの「仕上げのひと吹き」に

ここまで、「消臭剤を足す前に、まず臭いの元を何とかしましょう」という話をしてきました。順番が逆になると、臭いの上に別の臭いが重なるだけだからです。
ただ、元を取り除いたあとなら話は別です。
現場でよく言われるのが、「部屋はきれいになったけれど、まだ少し臭いが気になる」という声でした。せっかく片付いたのに、そこであと一歩届かない。これがずっと引っかかっていました。
そこで、片付けの最後に使うためのスプレーを自分たちで作りました。2026年9月20日から販売している「オカタシ with 消臭抗菌スプレー」です。
子どもやペットがいる部屋でも使えることを条件にしました
作るときに一番気にしたのは、ここでした。
「小さい子がいるので、強い薬剤は使いたくない」
「ペットがいるから心配」
そういう声を、現場で何度も聞いてきました。その気持ちはよくわかります。臭いを消すために別の不安が増えるなら、意味がありません。
なので、エタノール(アルコール)と塩素を使わない、天然成分100%の処方にしました。
効果については、第三者機関で試験をしています。
・抗菌:99.999%以上(JIS Z 2801 フィルム密着法。黄色ブドウ球菌・大腸菌で24時間後に菌数10未満を確認)
・抗菌の持続:3日間(JIS Z 2801。72時間後の抗菌持続性を確認)
・消臭:アンモニア減少率96%(アンモニア100ppmが2時間後に4ppmまで減少。検知管による測定・当社調べ)
ただ、これは試験の条件での結果です。すべての菌やにおい、素材、使う環境で同じ効果になるとは言いません。そこは正直にお伝えしておきます。
使える場所は部屋だけではありません。衣類、バッグや小物、靴や下駄箱、車内、ソファやカーテン、ペット周りにもお使いいただけます。本革・合皮・綿・ポリエステルなどを対象にした素材試験も行っています(当社試験データによる)。
片付けをご利用の方には、50mlのサンプルをお渡ししています
『オカタシ』『オカタシwith』で片付けをご利用いただいたお客様には、作業が終わったときに50mlのサンプルボトルをお渡ししています。
片付いたばかりの部屋で、その場でひと吹き試していただけます。
販売用は200mlで2,600円(税込)。オカタシ公式LINEでお求めいただけます。
僕は、片付けは部屋がきれいになって終わりではないと思っています。臭いが消えて、深呼吸できて、そこでようやく「自分の部屋に戻れた」と感じられる。現場で何度もそう思ってきました。
まずは、サンプルから試してみてください。