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一軒家のゴミ屋敷、片付け費用はいくら?広さより物量と範囲で決まります

お役立ち情報 2026.08.12

「一軒家のゴミ屋敷を全部片付けたら、いくらかかるんだろう」

料金表を見ても、その金額で家全体を片付けられるのかは、なかなかわかりませんよね。

居住空間だけでなく、押し入れ、納戸、庭の物置にも物がある。親の家なら、何を残すのか家族だけでは決められないこともあります。

費用の目安から言うと、一軒家のゴミ屋敷の片付けは、軽度で12〜30万円、床が見えないくらい物が積もった状態で25〜60万円、家じゅうに物が積み上がっていれば40〜100万円ほどが目安です。ただし、これはあくまで幅のある目安です。

というのも、一軒家のゴミ屋敷片付け費用は、建物の広さだけでは決まらないからです。物の量、作業にかかる時間、必要な人員や車両数、家の外まで運び出す条件、家電の処分や清掃・消臭をどこまで頼むかによって変わります。

オカタシでも、物量や作業時間、人員、車両数などを見ながら、一軒ごとに料金を出しています。正直、家を見ずに「一軒家ならいくらです」と総額を言い切ることはできません。

ただ、費用が変わる理由がわかれば、自分で進められる部分と、業者へ残した方がよい部分を分けやすくなります。

一軒家のゴミ屋敷は、片付け費用も高い?

一軒家だからといって、費用が一律で高くなるわけではありません。同じ間取りでも、物の量や片付ける範囲によって金額は大きく変わります。

同じ4LDKでも、片付ける内容は家によって違います。

一部屋と納戸だけに物が多い家もあれば、すべての部屋に加えて、庭や車庫まで片付ける家もあります。

実際、3LDKにご家族で住まれていて、どの部屋も背丈くらいまで物が積み上がっていた、というお宅もありました。逆に、部屋数の多い家でも、物が多いのは一部屋と物置だけ、ということもあります。同じ間取りでも、ここまで物量が違えば、必要な人手も時間も、金額も変わってきます。

僕が見積もりで最初に見るのも、家の広さだけではありません。

どの場所に、どれくらいの物があるのか。何人で、どれくらいの時間がかかりそうか。トラックを家の近くに止められるのか。

こうした条件を一つずつ見ています。

料金表の「〜万円から」は、一軒家全体の総額ではありません

片付け業者の料金表には、間取りごとに最低料金が「〜万円から」と表示されていることがあります。これは物が少なく短時間で終わる場合も含んだ、費用を考えるための入口の金額で、一軒家にある物をすべて運び出す総額とは限りません。

たとえば、同じ3LDKでも、床に少量の衣類や空箱がある家と、押し入れや納戸まで物が詰まっている家では、必要な作業量が変わります。一軒家全体に物が詰まっている状態が、料金表の最低料金で収まることは、ほとんどありません。物量が多いほど、また庭や物置、家電リサイクル品や階段からの搬出といった条件が重なるほど、そこに費用が積み上がっていきます。

だから、実際の目安は、物量から見た方が正確です。オカタシの料金の決まり方と目安は、料金ページで確認できます。

料金ページはこちら

ネットで見かける「100万円」は、一般的な料金ではありません

一軒家のゴミ屋敷片付け費用を調べていると、「100万円を超えた」といった高額な事例を見かけることがあります。

その数字だけを見ると、「うちも同じくらいかかるのでは」と不安になるかもしれません。

ただ、100万円が一軒家の一般的な料金というわけではありません。
一軒家だから一律でいくら、という料金基準があるのではなく、間取りや物量、建物の条件などを見て個別に金額を出します。

オカタシの料金シミュレーターでは、間取りだけでなく、物の高さ、階数、エレベーターの有無、車両を横付けできるかなどを選ぶ仕組みになっています。

家全体に大量の物があり、庭や物置も片付ける。さらに、消臭や害虫対応、修繕なども頼む。このように作業が重なると、総額が大きくなることはあります。

高額な見積もりを受け取った時は、「一軒家だから高い」と考えるのではなく、片付け以外にどの作業が含まれているのかを分けて見た方がいいです。

費用が高くても、一括で払う必要はありません

ここまでの金額を見て、「一軒家だと、うちには無理かもしれない」と感じた方もいるかもしれません。
ただ、片付けの費用は、必ずしも一度にまとめて用意しなければいけないものではありません。

オカタシでは分割払いに対応していて、頭金0円・月々1万円から・最大60回まで選べます。
ご自身のクレジットカードがなくても、自社のローンで対応できるので、他社の審査が通らなかった方からのご相談も少なくありません。

手数料を含めた支払い回数などのくわしい内容は、分割払いページで確認できます。
金額を理由に諦めてしまう前に、どんな払い方ができるかも一度見てみてくださいね。

分割払い(支払い回数・手数料)のくわしい内容はこちら

見えている部屋だけで、片付け費用は決まる?

一軒家の費用は、リビングの写真だけでは判断できません。押し入れや納戸の中、庭、物置、車庫など、普段は見えない場所にも物が残っているからです。

床の見た目だけでは、処分する量はわかりません

床に衣類や空箱が広がっていると、かなりの量に見えます。ただ、衣類や空箱が中心なら、見た目ほど重くないこともあります。

反対に、床が見えていても、押し入れに布団や本が詰まっていたり、物置に工具や植木鉢が残っていたりすると、運び出す量は増えます。

見積もりに伺うと、リビングより、開けていなかった物置の方に時間がかかりそうだとわかることもあるんですよね。

だから、見えている部屋だけで「それほど量はない」と決めず、押し入れやクローゼット、納戸、庭、ベランダ、物置、車庫なども作業範囲に入るか考えます。

中を確認できていない場所があれば、「物置の中はまだ見られていません」と、そのまま伝えて構いません。

見積もりのために、無理に扉を開けたり、中の物を外へ出したりする必要はありません。

2階や家の奥から運ぶ場合は、同じ量でも時間が変わります

玄関の近くにある10袋と、2階の奥にある10袋では、運び出す手間が違います。

階段が狭い。大型家具を分解しないと通らない。玄関から車両まで距離がある。

こうした条件が重なるほど、搬出に時間がかかります。

見た目では同じ物量でも、家の前にトラックを止められる家と、離れた場所まで運ぶ家では、作業の進み方が変わるんです。

だからといって、費用を下げようとして、見積もり前に重い家具を1階へ下ろす必要はありません。
足元に物がある状態で無理に動かす方が危ないので、今の状態を見せてもらった方が、僕らも安全な運び方を考えやすくなります。

家電や液体は、衣類や空箱と同じようには処分できません

衣類や空箱と、中身が残ったペットボトルでは、仕分けにかかる手間が違います。

冷蔵庫に食品が入ったままになっている。袋の中で液体が漏れている。刃物やスプレー缶が混ざっている。

このような場合は、中身を確かめながら、安全に分けなければなりません。

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象です。
通常の家庭ゴミとは処分方法が異なり、家電小売店へ引き渡すか、市区町村が案内する方法で処分します。

詳しくは、「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!|環境省」をご確認ください。

袋の数が少なくても、処理に手間のかかる物が多ければ、その分の作業が増えます。

その高い見積もり、片付けだけの金額?

「一軒家の片付けに、こんなにかかるの?」
そう感じる見積もりには、家財の搬出以外の作業が入っていることがあります。

家財を運び出す作業と、家をきれいにする作業は別です

物を運び出したあと、床や水回りに汚れが残る場合があります。
強いにおいがあれば消臭、害虫がいれば別の対応も必要です。

片付け、ハウスクリーニング、消臭、害虫対応は、同じ作業ではありません。

これからも住む家なら、台所やトイレなど、生活に必要な場所の清掃を先にする。
売却する家なら、どこまできれいにする必要があるのかを不動産会社へ聞いておく。

家の目的によって、今すぐ必要な作業は変わります。

高額な見積もりでは、修繕や解体が含まれていないか見ます

壁紙や床、畳の交換、設備の撤去、庭木の処理、建物の解体などが見積もりに含まれていることもあります。

僕なら、まず次のように分けて見ます。

家財の仕分けと搬出にいくらかかるのか。清掃や消臭はいくらなのか。修繕や解体まで入っているのか。

見積書に「作業一式」としか書かれていないなら、何が含まれているのか聞いた方がいいです。
内訳がわかれば、今やる作業と、あとに回せる作業を考えられます。

費用を抑えるために、見積もり前にやっておくこと

「自分で少し片付けておけば、安くなるのでは」
その考え方は間違っていません。安全に物量を減らせれば、作業時間や車両数を抑えられる場合があります。

ただ、家中の物を急いで袋へ入れればよいわけではありません。
袋の置き場所がなく、廊下や玄関をふさいでしまうと、かえって運び出しにくくなります。

最初に決めるのは、捨てる物より片付ける範囲です

一軒家すべてを見渡すと、何から手をつければよいのかわからなくなります。
最初に、「今回どこまで片付けるのか」を決めてください。

住み続ける家なら、玄関から台所やトイレまでの通り道、寝る場所など、生活に必要な範囲から戻します。
売却する家なら、室内だけでよいのか、庭や物置まで空にする必要があるのかを、不動産会社へ聞いておきます。

正直、予算が限られている時ほど、家全体を一度に考えない方が進めやすいです。
1階だけ先に片付けて、2階は時期を分ける。室内を先に終わらせて、庭や物置は後日にする。こんな進め方もあります。

オカタシでは、一軒家全体だけでなく、1部屋からの相談にも対応しています。

残したい物と探してほしい物を先に決めます

これは費用を下げるためというより、片付けの途中で大切な物をなくさないための準備です。
通帳、印鑑、権利書、契約書、写真、貴金属など、残したい物や探してほしい物があれば書き出します。

「黒いファイルに入っている」
「2階の押し入れで見た」

わかる範囲で特徴も伝えてください。親の家には、家族から見ると不要でも、本人には残したい理由がある物もあります。

実は一軒家の片付けは、ご本人よりも先に、ご家族から相談をいただくことも多いんです。「親の家が物であふれていて、どこから手をつければいいかわからない」という形ですね。そういう時ほど、家族だけで「これはいらない」と決めてしまう前に、ご本人にも残したい物を確認しておくと、あとで後悔せずに済みます。

すべてを「いる物」「いらない物」に分ける必要はありません。迷う物は保留にして、判断できる物から進めます。

自分で減らすのは、安全に外へ運べる物だけ

玄関までの通り道があり、袋を無理なく外へ運べるなら、自治体の収集を使って少しずつ減らせます。
ゴミの分け方や、一度に出せる量は市区町村によって異なります。地域のルールを見てから出してください。

まだ使える物は、信用できるリユース店へ売却する方法もあります。
一人では持てない家具や家電、大量の液体、刃物、スプレー缶、崩れそうな段ボールは、費用を下げるために無理に動かさないでください。

逆に、見積もり前に完璧な分別や掃除をする必要はありません

すべての物を袋へ入れる。分別する。重い家具を玄関まで運ぶ。ここまで終わらせてから見積もりを頼む必要はありません。

僕らが知りたいのは、きれいに見せた状態ではなく、実際にどのくらいの作業が必要なのかです。
写真を送る場合も、片付けてから撮らなくても大丈夫ですよ。

相見積もりは、金額だけ比べればいい?

少しでも安い会社を選びたいと思うのは当然です。ただ、広告に書かれた金額だけでは比較できません。
A社には室内だけを伝え、B社には庭や物置まで伝えていたら、金額が違うのは当たり前です。

複数社へ同じ条件を伝えてください

相見積もりを取るなら、各社へ同じ作業範囲を伝えます。

片付ける部屋、庭や物置を含むか、残す家具があるか、清掃や消臭まで頼むか、いつまでに終えたいか。条件をそろえたうえで、作業時間、人員、車両数、追加料金の条件を比べます。

僕のところでも、写真と現地の見積もりは無料で、他社と比較してから決めても構わないと案内しています。
見積もりの流れや確認項目は、ゴミ屋敷片付けの見積もりに関する記事でも確認できます。

まとめ:一軒家の片付けは、必要な場所だけでも頼めます

一軒家のゴミ屋敷片付け費用は、家の広さだけでは決まりません。

物の量、作業時間、人員、車両数、搬出のしやすさ、処分する物の種類によって変わります。清掃や消臭、修繕まで頼むのかによっても総額は違います。

だから、最初から家全体を頼む見積もりだけに絞らなくても構いません。

「まずはリビングと台所だけ」
「1階を先に片付けて、2階は後にする」
「室内だけ先に終わらせて、庭と物置は別に考える」

うちでも、予算と期限を聞きながら、どこまで作業するかを一緒に考えています。

オカタシの料金シミュレーターでは、間取りや物量、建物の条件などを選び、おおよその費用を確認できます。
(※表示される金額は概算で、実際の料金は最終的に現地の状態を見てから確定します。)

料金シミュレーターでおおよその費用を確認する

LINEで部屋の写真を送っていただく方法もあります。シミュレーターよりも実際の金額に近い概算を出すことができます。

まだ頼むと決めていなくても構いません。
費用や必要な作業がわかって、次にどうするかを考えるきっかけになれば、それでいいと思っています。

気軽に連絡してください。

この記事の執筆者

中島 健太 株式会社ウルタロウ 代表取締役

2017年の創業から9年、片付け・不用品回収の現場に立ち続けてきました。これまで関わった現場は2,000件以上。近年はゴミ屋敷・汚部屋の片付けに力を入れていて、難易度の高い現場には今も代表の中島が自ら足を運んでいます。ワンルームの汚部屋から、足の踏み場もない重度のゴミ屋敷、害虫や強い臭いを伴う現場まで、関東全域でさまざまな状態の部屋を見てきました。何百件と現場を見てきたからこそわかる「ネットの情報と、実際の片付けのギャップ」を、このコラムでは包み隠さずお伝えしています。片付けられずに一人で抱え込んでいる人が一歩を踏み出せること。それがオカタシを続けている理由です。

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