スタッフブログ
- スタッフブログ
- やってはいけない断捨離。現場で見てきた「後悔する人」の共通点
やってはいけない断捨離。現場で見てきた「後悔する人」の共通点
そろそろ本腰を入れて断捨離したい。でも、勢いで捨てて後悔したくない。子どもが巣立ったタイミングで実家の片付けに関わったり、自分の老後を意識し始めたり。「やらなきゃ」という気持ちは十分あるのに、どこまで捨てていいのかわからない。
40代、50代でそう感じている方、本当に多いんですよ。うちに連絡をくれる方の中にも、「捨てたいけど、後悔しそうで踏み切れなくて」と話してくれる方が少なくないです。
やってはいけない断捨離には、共通のパターンがあります。1000件以上の現場を見てきて、後悔する方の話を聞いていると、「あ、またこのパターンだ」と思うことがよくあるんですよね。
この記事では、やってはいけない断捨離のパターンと、後悔しない進め方を現場のリアルをもとにお伝えします。「断捨離、やらなきゃよかった」と思わないために、まずここだけ読んでおいてください。
目次
後悔する断捨離には、パターンがあります

断捨離で後悔した方の話を聞いていると、やってしまいがちなことがいくつか見えてきます。
後悔のパターンを先に知っておけば、同じ失敗を避けられます。
「自分はどのパターンにはまりやすいか」を読みながら考えてみてください。
家族のものを「もう使っていないから」と勝手に処分してしまう
よくあるのが、「夫のコレクションを捨てたら激怒されて、しばらく口をきいてくれなくなった」という話です。
長いこと棚の上でホコリをかぶっているのを見ると、「もう使ってないでしょ」と判断したくなりますよね。
でも「うちで使っていないから処分していい」は、自分のものにしか通用しないルールです。
特に50代になると、夫の趣味のコレクションや、成人した子どもが残していったものが気になりやすい。
本人の許可なく動かすのはリスクが高いんですよね。しびれを切らして捨ててしまうと、後で関係がこじれる。
家族のものを動かすなら、必ず本人に確認してから。これは鉄則です。
「使っていないから」で片付けてはいけない、3つのもの
使用頻度だけで判断すると、後から後悔するものがあります。現場でよく聞く3つをまとめますね。
まず、冠婚葬祭に使うもの。
礼服を捨てたら葬儀が重なったというのは、珍しい話じゃないんですよね。
40代、50代になると冠婚葬祭の機会も増えるので、捨てる前に「いざというとき買えるか」を一度考えてみてください。
これは、時間や体力、金銭的にも余裕があるかというところです。
次に薬・防災用品です。
常備薬、救急箱、防災グッズは使用頻度が低くても、いざというときに手元にないと困ります。
中身の見直しはしてもいいですが、まるごと処分するのは危険です。
そして趣味のものです。
50代になって時間に余裕ができると、若い頃にやめた趣味を再開したくなる方が多い。
今は場所を取っているだけに見えても、捨てると後悔しやすいカテゴリです。
「手放さないほうがいいもの」がわかると、次は「手放していいもの」が気になりますよね。こちらではランキング形式でまとめています。
重要書類を「紙の山」ごとまとめて処分してしまう
書類の山を前にすると「とにかく減らしたい」という気持ちが勝ってしまいます。
でも、保険証券・年金関係の書類・契約書などは後から取り戻せないものも多い。
そんなときは、書類は大きく3つに分けて考えると整理しやすいです。
捨てていいものは、期限切れのクーポン・古い取扱説明書・使い終わった領収書など。
慎重に判断した方がいいのは、保険証券・年金手帳・不動産の書類・権利書など。迷ったらとりあえず保管でいい。
書類に関しては、取っておきすぎて取り返しのつかないことになるケースはほぼありませんから。
後悔しない断捨離の進め方。現場で実際に効いた方法を正直に話します

やってはいけないことがわかったら、次は「どうやれば後悔しないか」。
ここを抑えると、途中で力尽きてしまった…ということがなくなりますよ。
「今日はここだけ」と決めて始める。全体を一気にやろうとしない
断捨離を決意した日に、一気に全部終わらせようとする方がいます。
でも、部屋全体で「全部出してから仕分けする」をやると、途中で力尽きます。
出した物が床に広がったまま疲れてしまって、結局元の場所に戻して終わり。翌日はもっと散らかっている。
クローゼット一段、引き出し一つから始める。「今日はここだけ」と決めて、そこを終わらせる。その小さな成功体験が、次の日の動き出しをぐっと楽にしてくれます。
そして、一箇所をやるにしても、まとまった時間を取って集中してやる方が、少しずつやるよりうまくいきやすいです。
時間をかけて少しずつやると、片付けた場所から別の場所に物が移動してしまって、また散らかる悪循環になりやすいんですよね。
始める前に「捨てる・残す」の基準を3つだけ決めておく
「1年以内に使ったか」「今お金を出して買うか」「使う場面が具体的に想像できるか」。
この3つだけ事前に決めておくと、一個一個の判断で止まりにくくなります。
さらに、思い出の品は別扱いにする、家族のものは動かさない、重要書類は必ず1枚ずつ確認する。
最初にこういった例外のルールを作っておくと、迷ったときに立ち返れます。
「迷ったら保留箱に入れる」だけでも、かなり動きやすくなりますよ。
粗大ゴミや家電の処分方法がわからなくて止まったら
袋に詰めるところまではできたけど、粗大ゴミや家電の処分方法がわからなくて先に進めなくなる方がいます。
粗大ゴミは事前申し込みが必要で、家電は家電リサイクル法の対象になるものもある。
処分方法で詰まったときは、自治体のホームページで確認するか、まとめて不用品回収に出すのが早い。
「気が向いたらやろう」は、だいたいそのままになるんですよ。早めに動ける状態を作ることが大事です。
40代・50代だからこそはまりやすい、断捨離の「落とし穴」

40代・50代の断捨離には、20代・30代にはない独特の難しさがあります。
子どもの巣立ち、親の高齢化、自分自身のライフスタイルの変化。
この世代はいくつもの変化が重なる時期ですよね。
そこで、事前に知っておくと止まりにくくなるポイントをお伝えします。
子どもが巣立った後の部屋。残されたものは「親が勝手に決めていい」のか
子どもが巣立った後、空いた部屋の荷物を親が処分してしまうケース。
本人には思い入れがあるものでも、親目線では「もういらないだろう」と判断しがちです。
子どもにとっては「親が勝手に捨てた」という記憶として残ります。
子どもに連絡が取りにくい場合でも、「この部屋をどうするか、相談したい」とメッセージを送るだけでいい。
動かす前に一言確認するだけで、後のトラブルがぐっと減ります。
実家の片付けを、一人で全部背負おうとしていませんか
親の高齢化で実家の片付けを任された方からの相談が増えています。
「仕事の合間に何度も帰省して、体も精神的にも限界になりました」という声も聞きます。
実家の片付けは、普通の断捨離より難しい。親御さんの思い出が詰まったものを処分する判断を、離れて暮らす子どもが全部やるのには限界があるんですよね。
一人で抱えすぎないこと、これが40〜50代の断捨離で一番大事なことかもしれません。
量が多いと感じたら、早めにプロに相談した方が、体力も時間も節約できます。
何より、一人で抱え込んで後悔してほしくないんです。
思い出の品を、断捨離の「勢い」で片付けようとしていませんか
アルバム、子どもの作品、亡くなった親の遺品。これらを断捨離の勢いで一気に片付けようとすると、後から必ず後悔します。
思い出の品には「保留」のルールを先に決めておくのをおすすめします。
「迷ったら別の箱に入れて、半年後にもう一度見る」だけでいい。
その半年で「やっぱりいらないな」と思えたら、そのとき手放せばいい。急いで判断しなくていいんです。
以前、ゴミの下から出てきた昔の写真を見て、お客様が泣き出してしまったことがあります。
そういう瞬間があってもいい。断捨離は、捨てることがゴールじゃないですから。
残すものを選ぶことで、自分にとって本当に大切なものが見えてくると僕は思っています。
50代の断捨離は、老後を身軽にするための準備でもある」

断捨離を「物を捨てること」としてだけ考えると、どうしてもしんどい作業に見えます。
でも50代の断捨離には、もう一つの意味があると思っています。
体力や判断力がある今のうちに、自分の持ち物を自分でコントロールしておくこと。
60代、70代になるとこの作業はどんどん負担になる。
親御さんの遺品整理で苦労した方が「自分はそうならないようにしたい」という思いで連絡をくれることが多いです。
「老後に必要なもの」の基準は、今の基準と違う
年金生活に入ると収入が変わるので、断捨離で手放したものを買い直す余裕が限られてくることもあると思います。
「今必要ないから捨てる」ではなく、「5年後・10年後も使わないか」を基準にすると、後悔が減ります。
特に、高価な工具、冠婚葬祭用のスーツや着物、季節家電など。
今は邪魔に感じても、老後に買い直すのが大変なものは一度立ち止まって考えてみてください。
捨てるより先に「誰かに渡せるか」を考えると、気持ちが楽になる
使わないけど捨てるには忍びない、というものは、フリマアプリや買取サービスに出すことで「誰かが使ってくれる」という安心感が生まれます。
断捨離で後悔しやすい方の多くが、捨てることへの罪悪感を持っています。
売ることに手間をかける余裕がないなら、不用品回収の業者に買取査定もしてもらえるか確認してみてください。
オカタシでもやっていますが、まとめて引き取ってもらいながら、使えるものは買取に回してもらえると、処分への心理的なハードルが下がりますよ。
断捨離をきっかけに家計を見直したい方は、こちらの記事もご参考ください。
業者に頼むなら、ここだけは確認してください
断捨離で「捨てる・残す」の判断ができたら、次は処分の方法です。
自分で動かせる量なら自治体の粗大ゴミで十分ですが、量が多くなってきたとき「業者に頼もう」となる方も多い。
そのとき、選び方を一度立ち止まって考えてほしいんです。
断捨離で「捨てる・残す」の判断ができたら、次は処分の方法です。
自分で動かせる量なら自治体の粗大ゴミで十分ですが、量が多くなってきたとき「業者に頼もう」となる方も多い。
そのとき、選び方を一度立ち止まって考えてほしいんです。
最近の報道では、遺品整理業者に依頼した約440人のうち半数近くが追加料金を請求されたという調査結果が出ています。
「無料出張回収」と書いてあったのに、作業後に40万円を請求されたケースも実際にあった。
遺品整理に限った話じゃなくて、不用品回収全体に言えることです。
この業界は参入障壁が低くて、トラックが1台あれば始められてしまいます。
ホームページは立派に見えても、会社の住所を調べたらアパートの一室だった、ということも珍しくない。
依頼する前に確認してほしいことが3つあります。
・会社の所在地がちゃんと公開されているか。
・見積もりを事前に取れて、その見積もりが「一式〇〇円」ではなく項目ごとに金額が出ているか。
・そして社長や担当者の顔と名前が出ているか。
うちが顔と名前を出しているのも、そういう覚悟の表れ。隠れて商売はしたくない、という気持ちでやっています。
まずは1部屋から始めてみませんか

断捨離をしようと思っても、物の量が多すぎて一人では動けない。
実家の片付けも重なって、どこから手をつければいいかわからない。そうなると、始める前から気が重くなりますよね。
「業者に依頼するなら、全部まとめて頼まないといけない」と思っている方も多いんですが、そんなことはなくて、オカタシは1部屋からでも対応できます。
「とりあえずこの部屋だけ」でも、「クローゼットだけ先に片付けてほしい」でも、全然構いません。
以前、「中島さんって、すごく寄り添ってくれるのね」と言ってもらったことがあります。
自分としては当たり前のことをしていたつもりだったんですが、それをやっていない業者が意外と多いと気づきました。
片付けた後の報告で「また働けるようになりました」という言葉をもらえることがある。
片付けた先に、新しい生活がある。その話を聞くたびに、この仕事をやっていてよかったと思います。
LINEで写真を送るだけで、訪問前におおよその費用感をお伝えできます。
「金額を知りたいだけ」でも「まず話だけ聞いてほしい」でも、全然構いません。
不安を抱えながら申し込みをしてしまった、とならないように、なんでも聞いてくださいね。