スタッフブログ
- スタッフブログ
- 賃貸の部屋をゴミ屋敷にしてしまった!退去の時にかかる費用は?
賃貸の部屋をゴミ屋敷にしてしまった!退去の時にかかる費用は?

「賃貸の部屋をゴミ屋敷にしてしまったけど、退去費用はいくらかかるんだろう?」
「退去費用を少しでも安くしたい」
このようなお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
賃貸の部屋をゴミ屋敷にしてしまった場合、退去費用が通常より高額になってしまうことが多いです。
そこでこの記事では、ゴミ屋敷から退去する際の費用が高くなる理由と費用相場、安くする方法をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゴミ屋敷から退去する時にかかる費用
ゴミ屋敷から退去する際にかかる費用は『ゴミ屋敷の片付け費用+家主に払う退去(原状回復)費用』となります。
まず、賃貸の部屋から退去するには部屋の中を空っぽにする必要があります。
ゴミ屋敷の場合、自力で片付けるのは非常に大変なため業者に依頼する人が多いです。
その際にかかる費用が「ゴミ屋敷の片付け費用」です。
「家主に払う退去(原状回復)費用」は、壁や床の汚れ、水回りの故障、こびりついたニオイなどをきれいにして入居時の状態に回復する費用です。
通常、普段の生活で生じた汚れや傷は家主が負担しますが、ゴミ屋敷にしてしまった場合は借主負担になる可能性が高いです。
それぞれの費用について詳しく解説していきます。
ゴミ屋敷の片付け費用相場
ゴミ屋敷の片付け費用の相場は以下のとおりです。
1R・1K:30,000〜100,000円
1LDK:50,000〜200,000円
2LDK:100,000〜300,000円
3LDK:150,000〜400,000円
4LDK:200,000円〜
間取りやゴミの量などによって費用は大幅に変わります。正確な費用を知りたい方は、業者に見積もりを依頼しましょう。
ゴミ屋敷の片付けを安く済ませる方法
ゴミ屋敷の片付けを安く済ませる方法は以下のとおりです。
- なるべく自分でゴミを処分する
- 業者に依頼する場合は相見積もりを取る
- 手元にお金がない場合は分割払い対応の業者を利用する
それぞれ解説していきます。
なるべく自分でゴミを処分する
ゴミの量を減らせると費用を抑えることができるため、家庭ゴミや粗大ゴミのように、片付けられるゴミはなるべく自力で処分していきましょう。
紙やプラスチック容器などの明らかなゴミ・空き缶・ペットボトル・服など仕分けがしやすいものからどんどん捨てていき、量を減らしていきます。
また、テーブルなどの家具も可能であれば粗大ゴミ回収を依頼して処分しましょう。
業者に依頼する場合は相見積もりを取る
業者に依頼する場合は、相見積もりを取りましょう。
相見積もりとは、複数の業者に同じ内容で見積もりを依頼し、料金などを比較することです。
相見積もりを取ると各業者の費用がわかるため、その中でも料金の安い業者へ依頼すれば費用を抑えられます。
また、見積もり金額を他社に伝えることで価格交渉もできます。
手元にお金がない場合は分割払い対応の業者を利用する
手元にお金がない場合は、分割払い対応の業者を利用するとよいでしょう。
ゴミ屋敷の片付けは、想像しているよりも費用がかかってしまいます。
分割払いにすることで、1回の支払額を抑えられるため、手元にお金がなくても依頼できます。
賃貸物件の原状回復について
賃貸物件から退所する際に発生してくる原状回復費用。
言葉については知っているけど内容を説明できない方も多いのではないでしょうか。
これより、原状回復について解説していきます。
原状回復とは?
原状回復とは、アパートなど賃貸住宅から借主が退去する際に、入居中に汚してしまった箇所や傷つけてしまった場所などを修復し、入居時の状況に戻すことをいいます。
原状回復の費用は誰が負担する?
原状回復の費用は内容によって負担する人が変わってきます。
一般的には、大家や管理会社が原状回復の費用を負担します。
負担する内容は、普段の生活で使用してできる傷や汚れや色あせなどの経年劣化によるものです。
借主が費用を負担するのは、故意にキズや汚れなどをつけてしまった場合です。
たとえば、物を落として床や壁に傷をつけてしまったり、落書きやタバコのヤニで壁が汚れたり、ゴミを溜め込んで壁に悪臭が染みついたりすることが挙げられます。
原状回復費用の相場
原状回復費用の相場は、修繕する場所や内容によって変わってきます。
以下の場所についての費用相場を解説します。
- 部屋の床や壁
- キッチン
- トイレ
- お風呂
部屋の床や壁
部屋の床や壁の、修繕内容と原状回復費用の相場は以下のとおりです。
穴の補修(壁):15,000円〜30,000円/1ヶ所
カーペットの張り替え:8,000~15,000円/畳
畳の張り替え:5,000円〜20,000円/畳
壁紙の張り替え:800円〜1,500円/㎡
天井クロスの張り替え:1000円〜/㎡
価格は、種類や材質、業者により変化しますのでご注意ください。
キッチン
キッチンの修繕内容と原状回復費用の相場は以下のとおりです。
タイルの張り替え:5,000円〜15,000円/㎡
パネル交換:30,000円〜70,000円
壁紙の張り替え:800円〜1,500円/㎡
シンク交換:30,000円〜
シンクの交換は、シンクの種類によって本体価格が変わっていきますので、 かかる費用が幅広くなっています。
トイレ
トイレの修繕内容と原状回復費用の相場は以下のとおりです。
壁紙の張り替え:800円〜1,500円/㎡
トイレ交換:100,000円〜200,000円
トイレの交換は、水漏れや水が流れない時におこないます。トイレの種類によって本体価格は変わるため、費用が幅広くなっています。
お風呂
お風呂の修繕内容と原状回復費用の相場は以下のとおりです。
ユニットバスの交換:600,000円〜1,000,000円
浴槽の交換:200,000円〜800,000円
シャワー・ホースなど修理、交換:10,000円〜30,000円
ユニットバスの費用はグレードによって変化し、浴槽も材質によって費用が変わってきます。
ゴミ屋敷の原状回復費用が高額になる理由
ゴミ屋敷の原状回復費用が高額になる理由は次の2つがあります。
- リフォーム、ハウスクリーニング費用がかかる
- 大家さんからの印象が悪いため
それぞれ解説していきます。
リフォーム・ハウスクリーニング費用がかかる
ゴミ屋敷だった部屋をまた借りてもらえるように、リフォームやハウスクリーニングをおこなう必要があり、その施工費用がかかるため費用は高くなってしまいます。
リフォームやハウスクリーニングの費用は、間取りや施工内容、部屋の状態などさまざまな要素で変わってくるため、数十万円〜数百万円はかかってしまいます。
大家さんは費用負担を少しでも減らすため、高く請求しようとするのです。
大家さんからの印象が悪いため
ゴミ屋敷は、大家さんからの印象が悪くなるため、退去費用が高くなりやすいです。
なぜなら、綺麗にしても、異臭や腐敗臭などゴミ屋敷の形跡に気づかれてしまい借りてもらえない可能性があるためです。
仮に借りてもらえてもニオイがキツく、再清掃など依頼されてしまい入居者と協議することになる可能性もあります。
大家さんは、これから先の苦労を考えてしまうため、借主に対し印象が悪くなり費用が高くなってしまいます。
原状回復費用を安くする方法
原状回復費用を安くする方法は以下のとおりです。
- 自分で掃除できるところは掃除しておく
- ニオイ対策をする
- 原状回復費用の内訳を確認して交渉する
それぞれ解説していきます。
自分で掃除できるところは掃除しておく
費用を安くするために、自分で掃除できるところは掃除しましょう。
自分で掃除をすることで、業者がおこなうクリーニング作業を軽減でき、費用を抑えられるかもしれません。
コンロの油汚れやキッチンなどのカビや水垢を落としたり、壁紙やフローリングの汚れも固く絞った雑巾などで拭いたりしましょう。
ニオイ対策をする
費用を安くする方法として、ニオイ対策も有効です。
消臭費用は高く請求されやすく、数万円〜数十万円もかかる可能性があります。
そのため、次亜塩素酸水などを使い自分で対策するとよいです。
また、自力で取りきれない場合は、業者に依頼して消臭するとよいでしょう。
原状回復費用の内訳を確認して交渉する
費用が高い場合、内訳を確認して交渉しましょう。
修繕内容の費用が相場よりも高くなっているかもしれないからです。
事前に相場を調べておいて、見積もり内容に違和感がある場合は交渉してみてください。
その結果、金額を調整してくれる可能性があります。
まとめ
賃貸のゴミ屋敷の退去費用は『ゴミ屋敷の片付け費用+家主に払う退去(原状回復)費用』でした。
退去費用を安くするには、ゴミ屋敷の片付け費用と原状回復費用を抑えるようにしなくてはいけません。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてくださいね。
当社「オカタシ!」では、ゴミ屋敷の片付けだけでなく、ハウスクリーニングもオプションサービスでご用意しております。
フローリングや壁紙のしつこい汚れなどもおまかせください。
また、費用をすぐに用意できない方でもご利用いただきやすいように、分割払いや後払いにも対応しております。
見積もりは完全無料、LINEからも簡単にお問い合わせいただけます。